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企業特集

矢印

株式会社ミズ

地域とともに100年
目指すのは
「薬を売らない薬屋」

株式会社ミズ 本社

今回、ミズメディカルサポートをご利用いただく「株式会社ミズ」の皆様にお話を伺いました。

採用責任者インタビュー

執行役員 金子 真之

ミズは創業以来、佐賀の地に根差したあゆみを遂げてきました。現在では主軸である溝上薬局の他、より利便性が高く気楽に立ち寄っていただくことができる「LAWSON+MIZ」や保険適用外の漢方薬を扱う漢方みず堂、「みずがいえ」や「そいよかね」といった高齢者向け施設の運営など、お客様のニーズに合わせた幅広い事業展開を行っております。

ミズの創業当時から変わらない企業理念は「売上や利益のみを追求するのではなく、社会や人々に役立つことを最優先に考える。地域のお客様がイキイキと元気で過ごせる健康を売る会社でありたい」という考えです。この利他の精神に基づいた企業理念が、今後も地域の皆様に愛され続ける企業につながると考えております。

私自身は2004年、漢方に興味があったことからミズへ入社しました。大和漢方水堂に配属され、勤務。その後、一人薬剤師や店長などの経験を経て2012年に佐賀のエリア長に就任しました。2018年には部長執行役員に昇格し、2023年より採用責任者として勤務しております。

ミズの採用で大切にしていることは?

「入って良かった」と思える採用を重視しています。転職を検討されている方って「何かを変えたい」と思って仕事探しをされている方が多いと思います。それが入社して「やっぱり違った…」となると何のために転職をしたのかわからなくなり、モチベーションも下がってしまうのではないでしょうか。また、同じ想い・目的を共有できる人と働きたいと思っています。今の弊社には同じ思いを持つ仲間が多く集まっているように感じます。

ミズで働くみなさんの共通していることはありますか?

社員に共通していることは相手を思いやれる人であることですね。これは企業理念としても浸透している考えです。時間をかけて丁寧に向き合える人である部分も共通しているかと思います。患者様に対しても、社員同士でも、相手を思いやり話したり対応できる人が多いです。

ミズの求人にエントリーされる方の特徴はありますか?

今までとは違う仕事がしたい、薬剤師として薬に携わること以外に興味を持つ方が最近はいらっしゃいますね。また、管理職に進む以外の別のキャリアを模索する方も増えている印象です。必ずしもマネジメントをやりたい方ばかりではない、自分の特性を活かせる別の業務をしたいと思われる方も増えていると感じます。

弊社としてもかつては「広く集める」方針でしたが、最近は店舗ごとの特性を活かしたピンポイント採用へシフトチェンジしています。プレミア求人というオリジナル求人を作成し、他社と差別化することも大切にしています。

プレミア求人とは?

薬剤師に限定せず、別のキャリアも視野に入れた多様性のある求人です。もちろん薬剤師として専門性を高めたい方への求人もあり、最近では癌プロジェクトコースという求人を作りました。薬剤師としての視野拡大やキャリアの幅を提供できればいいなと思っています。

現在必要な人材やポジションはありますか?

管理職やマネジメント業務を志望している方、専門性を高めたい方、DX推進に興味のある方、等でしょうか。その他にも多様なニーズに対応できればと考えております。

ミズに興味がある方はぜひご応募を!まずは気軽にお話しましょう!

先輩インタビュー

経営戦略本部 地域連携部 部長補佐 Tさん

私がミズに入社して、気づけば18年が経ちました。これまで本当にさまざまな仕事を経験してきました。経理と総務を半々で担当していた入社当初から始まり、マーケティング部、ローソン事業の立ち上げ、調剤店舗の店長的なポジションなど、ビューティー以外の全ての事業に関わってきました。

特に印象深いのは、ローソンの立ち上げ時にオーナーと一緒に現場で1ヶ月間研修したこと。夜勤にも入り、東京の店舗で実務経験を積みました。異動するたびに「もう少しここで続けたかった」と思うこともありましたが、今ではそのすべてが現在の仕事に活きていると感じています。

今私が力を入れているのが、「PFS(Pay For Success)」と呼ばれる行政向け事業です。これは成果報酬型の仕組みで行政から業務を受託し、どれだけ成果が出たかによって報酬が決まる仕事です。

たとえば、昨年度取り組んだ佐賀県・みやき町の高齢者向け事業では、薬を過剰に服用している方へのアプローチとして、薬剤師が直接ご自宅を訪問する取り組みを行いました。従来の「はがきによる通知」では反応がなかった方々にも、薬剤師という専門職が訪ねることで約8割の高い接触率を実現でき、課題を抽出することができました。

店舗開発の仕事でも、私たちは単なる土地活用ではなく「地域を健康にする場所づくり」に取り組んでいます。

デベロッパーや地主の方々にも、以前よりも“ウェルビーイングな街づくり”への共感が広がっているのを感じます。
実際、行政から「再開発に医療福祉を入れてほしい」という声も増えています。佐賀での施設を中心とした街づくりや長崎での公募事業の実績が認知され、今ではこちらからの提案に耳を傾けていただける機会も多くなりました。

今、地域連携には6名、営業には6名が所属しています。

出身やキャリアも様々で、県庁に勤務していた方やNPOの代表だった方、薬剤師やドラッグストア勤務の方など、多様なバックグラウンドをもつメンバーが、それぞれの経験を活かして活躍しています。

私たちが求めているのは「新しいことに前向きに挑戦したい」「自分の足で動いて、変化を起こしたい」そんな能動的な方。営業や接客といった人と会う仕事の経験、資料作成やプレゼンなどアウトプットする機会が多い仕事の経験をされてきた方は、これまでのスキルを活かせる場面も多いかと思います。

増員によって、佐賀県の保健事業見直しやDX支援などさらに広がるフィールドに一緒に挑戦できるようになります。

チームで動くからこそ、一人ひとりの力が活きてくる。

そんな環境で、地域の未来をともに形づくっていけたらと願っています。

溝上薬局 大和国分店

Eさん(薬剤師・新卒入社)

地元「佐賀」の薬剤師として

薬剤師になろうと思ったきっかけですが、小さい頃から身体が強くなくて、よく病院や薬局に通っていました。

そんな中で仲良くしてくれた薬剤師さんがいて、「こんな人になりたいな」と思ったのが最初です。

実家は農業と漁業をしていて、家族に医療従事者はいなかったんですが、中学生のころにはもう薬剤師になろうと決めていました。

大学は熊本の薬学部でしたが、就職は地元・佐賀に決めていました。育ててもらった地元に貢献したい、恩返ししたい気持ちがあって「地域に根ざして働ける場所」を探していたんです。佐賀県内で展開する調剤薬局は他にもありますが、「いろんな経験がしたい」や「薬剤師として学びたい」という気持ちも強くあったため、佐賀県内に多くの店舗があり、いろんな診療科に触れられるミズに入社を決めました。

最初に配属された白石店は思っていた以上に忙しくて驚きましたが、その分たくさんの処方箋に触れて本当に勉強になりました。最初は戸惑うことも多かったけれど、だんだん薬の組み合わせや患者さんの背景に気づけるようになって、知識と経験が自信につながっていった感覚があります。

白石店では「理由を考える」文化があって、すべての業務に意味があると学びました。自分の意見が店舗会議で採用されたこともあり、自分も考えに基づいて動けるようになってきたなと実感できた出来事でした。

その後、現在の大和国分店に異動しました。元々、地元・佐賀の地域医療に貢献したいという気持ちから在宅医療を希望していましたが、大和国分店に異動してから本格的に関わるようになりました。

ご自宅や施設に伺う中で、患者さんの生活に深く関わるぶん、難しさも感じます。生活環境の改善について提案しますが、実際に改善するには時間がかかったり、看取りの患者様だとだんだんと元気な姿が拝見できなくなってきたり、と。でも、「来てくれてありがとう」と言われる瞬間は、本当にやりがいを感じますね。

ここの店舗で働く一番の魅力は 処方元の医師と一緒に往診に行かせていただく機会があることです。

一緒に患者様の状態を見て、その場で処方検討・変更ができ、薬剤師としての意見を伝えることができます。

在宅医療に対しては「もっとできることがある」と感じています。「処方箋をいただいたら薬を作って持っていく」、「指示通りにするだけ」という所もあると思いますが、「もったいない!」と感じます。ただ自分にも時間の限界がありますので、「せっかくやるなら、できることを全部やる」のスタンスで日々働いています。

これから仲間になる人には、「患者さんのことを一番に考えられる人」と一緒に働きたいですね。

忙しい現場ではありますが、すべては患者さんのためという気持ちで自分ができることを探してほしい。

ミズは、やりたいことがあるなら声に出せばしっかり応援してくれる会社です。

私自身も、これからも一つずつできることを増やして、地域医療に貢献していきたいと思っています。

溝上薬局 多久店

Nさん(薬剤師・新卒入社)

子育ても仕事も、私らしく

ミズに新卒社員として入社し今年で17年目になります。最初に薬剤師を目指したのは、正直なところ「なんとなく」でした。家族に持病のある人がいて医療系に進もうとは思っていましたが、血が苦手で。

そんなとき、たまたま後ろの席の子が「薬剤師になる」って言っていたのを聞いて、「じゃあ私もそれにしようかな」って思ったのがきっかけです。もともと理系科目は得意でしたが、身内に医療関係の人もいなかったためゼロからのスタートでした。

大学の同級生の中には病院勤務を希望する子が多かった印象でしたが、私自身は幅広い診療科に触れられるのが魅力的だと考えて調剤薬局を希望しました。就職先にミズを選んだ理由は、佐賀県の中に店舗数が多く、門前の診療科もさまざまで勉強になる環境だと思ったからです。

今の多久店が3店舗目の勤務先で、現在まで5年程勤務しています。

以前多久に住んでいた時期もありますが、現在は実家のある有田に住んでいて勤務先の多久店まで車で1時間かけて通っています。家に帰ると小学生2人の母親としての仕事が待っています。

ミズでは9時から16時まで時短勤務で働いていて、勤務後はすぐ家に帰って学童に2人の子供のお迎えに行くことが毎日のルーティンです。

子供が産まれる前は時間に余裕があり、ガンの研修にも参加していました。

今は時短勤務なので日々の業務で手一杯ですが、退勤時間が近づくと店舗内のみんなが声をかけてくれるんです。薬歴が間に合わなければ窓口業務を代わってくれたり、一緒に働く仲間に支えてもらっているなと感じます。

同じ薬剤師として働く友達と話していて気付いたのですが、ミズは働き方の選択肢が多い会社です。

フルタイム、パート、地域限定など、自分に合ったスタイルを選べるのが魅力だと感じます。

時短勤務制度は子供が小学校3年生まで利用することができます。我が家の場合、下の子が3年生になるまでに自宅に近い店舗への異動等を視野に入れて、あと2〜3年で働き方を考え直さないといけないかなと思っています。

今後も薬剤師として働き続けたい気持ちは強いです。今の店舗は慣れているし、人間関係もいい。でも、無理はしたくないなと思うんです。だからこそ公私のバランスをとりながら私自身が余裕を持ち、患者さんにとって相談しやすい薬剤師でいたいなと思っています。

ミズには、柔軟に対応できる人が向いていると思います。「こうじゃないとダメ!」と考えるタイプよりも、臨機応変に動ける方が合うような気がします。薬剤師として知識を広げたい人には、研修も充実してるし、本社からのサポートもあります。私はどちらかというと受け身なタイプですけど、それでも長く勤務できているのは、やっぱり「人」と「環境」に恵まれているからだと思います。

溝上薬局 白石店

Hさん(薬剤師・新卒入社)

研究職志望だった私が、調剤薬局に惹かれた理由

新卒4年目、佐賀市出身です。正直、元々は薬局で働くつもりはなかったんです。学生時代は研究職を志し、世界基準で薬に携わることを夢見ていました。しかし、その道を大きく方向転換するきっかけとなったのが、コロナ禍でのミズでの実習でした。実習を経験して、「一人ひとりの患者さんに直接関わること」の喜びに触れました。研究職で得られる「世界へ向けた成果」よりも調剤薬局で得られる「目の前にいる患者様と接する喜び」にやりがいを感じ、ミズへの就職を希望しました。

初期配属は、佐賀市内の白石店でした。中規模病院の門前にある店舗で、限られた時間の中で患者様にかける時間をどう最大化するか、いかに効率的に仕事ができるか、という点を学んでいます。

具体的には「ルールが存在する意味・理由」を考えて行動するようにしています。例えば、店舗内には色が分かれたカゴが置いてあります。色が分かれているのもそれぞれ理由があるんです。単純な作業の中にもここまではOK、これはNGという仕組みやルールが存在します。本質を理解するからこそ、間違いが少なくなると考えています。

時には失敗もします。失敗の大きさについては気にしないようにしていますが、「同じ失敗をしたか」という点については気を付けるようにしています。失敗に対しては先輩がフォローしてくれますが、自分からも積極的に提案することを心がけています。また、同じ失敗をしないよう、店舗内で共有し合う文化がミズにはあります。

トップダウンではなくボトムアップ型なので、現場の声を大切にしてくれる会社です。だから現場からも患者さまに還元できる提案を小さなことでもたくさん考えます。そして、患者さまのための提案であれば基本的に実行できて、患者さまに感謝される。この繰り返しが積み重なり、私たちのやりがいに繋がっています。

今後のキャリアとしては、薬剤師がAIに代替されやすい職業と言われるからこそ、“対人業務”での専門性を高めたいと思っています。専門薬剤師を目指すこともそうですが、教育研修担当などにも興味があります。実際、店舗の教育担当として勤務する中で、相手が理解できるように伝えることも学びになると実感しています。

さらに将来的には、薬局の在り方自体を変えることができたら面白いなと思っています。今後加速化する高齢化社会の中で、今の薬局の業態がなくなることも想像できます。そのような変化する社会の中で1か所に薬剤師が集まる「薬局のモール」のようなものが地域にできればいいなと考えています。「薬のショッピングモール」のようなイメージですね。与えられたものではなく、モノの体系をつくる創造の部分に関わりたいなと思っています。

最後に採用担当よりメッセージ

ミズは幅広い活躍のフィールドを用意しています!

採用本部メンバー

会社概要

株式会社ミズ

設立 1992年
事業内容 調剤薬局、ドラッグストア、化粧品店、漢方相談薬局、介護福祉事業
代表取締役社長 久原 貴朗
住所 〒840-0054 佐賀県佐賀市水ヶ江1丁目1−11
電話番号 0952-22-7974
従業員数 525人(薬剤師183人)
店舗数 60店舗
事業エリア 佐賀県、福岡県、長崎県、熊本県

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